リバウンド知らず! アルコールを置いたトレーニングジムの意外な効果

リバウンド知らず! アルコールを置いたトレーニングジムの意外な効果

東京・新宿区にあるSAWAKI GYMは、アディダス パフォーマンス トレーニングの教育ディレクターでもある澤木一貴トレーナー運営のパーソナルトレーニング専門ジムだ。

昨年10月に高田馬場から移転しリニューアル。競技力アップ、ダイエット、ボディメイクなど様々なプログラムを提供しており、プロアスリートはもちろん、20代の若い女性、キッズ、シニアと幅広い層のトレーニング愛好者が通っている。

このトレーニングジムにはプロテインやBCAA、グルタミンなどのサプリメントを提供するバーカウンターが併設されているのだが、メニューをよく見てみると、ほかにもCorona、SINGHA、青島ビールや日本の缶ビール、そして赤ワイン、白ワインなどの文字が。

このジムでは最近、トレーニング後にアルコールを楽しむ人が徐々に増えているというのだ。

アルコールのメリットを活用し、モチベーションアップ

「僕自身がビールが大好きで、体を動かしたあとに一杯グイッとやりたいなと思ったので作っちゃったんです」と澤木トレーナー。このために食品衛生責任者の講習を受け、資格を取得した。しかし、せっかくトレーニングをしたのに、直後にアルコールを摂取してしまっていいものだろうか。

「アルコールが筋肉にとっていいか悪いかといったら、やはりマイナス面のほうが大きいです。ですから、プロのアスリートや究極なレベルまでボディメイクしたい方には勧めません。でも、姿勢をよくしたい、筋力や柔軟性、バランス力をつけたいという一般トレーニーの場合には、口にするものをそこまでストイックにする必要はないというのが僕の考えなんです」

体づくりにおいて食事が大事であることに間違いはない。しかし、アルコールのもたらすプラスの効果を利用したいのだという。

「草野球をやってから飲むビールはおいしいですよね。それと同じように、動いた後の一杯が楽しみだとトレーニングにやってくる人がいてもいいんじゃないかなと思ったんです。筋肉によくないというデメリットよりも、精神的なリフレッシュになるというメリットに着目したということです」

継続してもらうためにも、楽しい空間を

海外のフィットネスクラブではカフェバーが併設されていることも多く、トレーニング後にコーヒーやアルコールを楽しめる環境が非常に充実しているという。

それに対して日本のトレーニングの場は「ちょっとマジメすぎる傾向がある」と澤木トレーナー。

「トレーニングはちゃんとやるとかなりキツいものです。それに加えて食事制限まで厳しくしすぎたら、よほどプロフェッショナルでない限り続かないですよね。ストイックにやりすぎればリバウンドもあります。

理想の体を作るために必要なのは何よりも継続。それがしやすい環境づくりの一つとして、こういった選択肢を設けました。でも、トレーニングのプログラムは決してゆるくありませんよ(笑)」

SAWAKI GYMのバーカウンターはハワイアンをモチーフにしており、トレーニングで疲れた体を癒すにはちょうどいい。このジムのトレーナー陣はみんなお酒好きらしいので、「とりあえずビール」で一緒にリフレッシュしながらトレーニングの知識を深めることもできそうだ。